2009年2月1日日曜日

ピーターラビットの絵本


昨朝、目覚めた時に、ピーターラビットの絵本「まちねずみジョニーのおはなしThe tale of Johnny town-mouse」(いしいももも訳)福音館書店を読んだ。
これは、田舎のネズが野菜カゴに入って町まで連れていかれて町のネズミに会う話しである。
町のネズミは田舎のネズミを見て「尾が短い」と笑い、田舎のネズミは木の根やレタスを食べ、ベーコンなどは歯に合わないとわかる。
これらの記述と、挿絵をみて作者のビアトリクス・ポターは田舎のネズミであるハタネズミと家の中をうろちょろするハツカネズミの違いをはっきり認識していたことを知って驚いた。
彼女は動物の詳細な観察をもとに、お話しを作っているのだ。
ハタネズミの口吻は短く丸っこい頭と長い顔のハツカネズミを描き、歯の違いは頭骨を見比べなければわからないだろう。

2 件のコメント:

  1. ハタネズミの頭骨、これほど複雑なのが外観から想像できません。

    強く握ればつぶれそうな気がしたのに、すごい!

    しかし、ずいぶん立派な標本になりましたね。

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  2. よく観察されて書かれてるんですね~
    知ってる人じゃないと気付かないし、子供にも教えられませんね

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