2009年1月22日木曜日

昨日のオスジカの頭骨

昨日のオスジカの頭骨を我家の庭に置いて撮る。

まだ、毛皮が付着しており、結構重いので、脳もしっかり残っていることが分かる。

このシカの角は、枝分かれの数が4つになっているので、4歳以上のオスということですね。

これをこのまま、頭部分を水を容れたバケツに浸すつもりです。
5月には、晒骨できることでしょう。





これは、現場で裏返して、口蓋部分をみたものです。


赤い矢印は犬歯です(良かったぁー。ようやく犬歯つきのシカの頭骨をゲットした) 。



歯はまだ、そんなに磨耗していないようですね。

歯の磨耗状態からでもシカの年齢推定が可能なようですが、、、。



6 件のコメント:

  1. 何でも食べてしまいそうな羨ましいぐらいの歯ですね。

    でもこれだけの歯を持っているのだから相当なエサが必要なはず。

    昨年酒匂川にシカの家族が下りてきてニュースになったほどで、シカの数は相当数が増えているのでしょう。

    先日NHKで、釧路湿原のケガしたタンチョウ鶴を保護する獣医さんのドキュメントをやってましたが、道路を渡るタンチョウがよく轢かれるそうです。

    保護のかいがあってタンチョウが増えた結果だそうです。

    大型の野生生物が住みずらい日本です。

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  2. 釧路で兄貴や妹から聞いた話では、タンチョウは電線や送電線にひっかるようです。
    飛んでいて、細い横線は見えずらいのでしょう。
    以前、ブログで書いたかもしれませんが、丹沢のシカ柵でも鳥がぶつかって落ちたのを目撃しました。
    とかく、人工物は野生生物の生存をおびやかします。先日のハドソン川に不時着した飛行機も鳥たちが犠牲になった訳ですね。

    犠牲になっているのはヒトもそうかもしれませんね。

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  3. 角付き頭骨ずるい!角付きは俺でも欲しいです。ほかはいらないけど

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  4. 自分も歯の削れ具合で同定できるようになりたいです。鹿の犬歯は取れやすいんですか?
    それにしてもうらやましい・・・・・

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  5. うえのしょうさんへ:
    動物に逢ったり、死骸に出会うのは、先ず、山を歩く時間数が関係します。どうすれば、出会えるかはは山を歩いて得た自分の感性です。貴君の羨ましい感性を伸ばすためにももっともっともっと野山を歩いて下さい。

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  6. ゆーゆーさんへ:
    歯の磨耗状態で年齢推定をするのはシカばかりでなくクマの犬歯だとか、サルの歯でもやられております。
    でも、こららは推定であるということを考慮にいれてください。絶対年齢を割り出すのは困難です。

    シカの犬歯は根が浅いので、非常に取れ易いですよ。カモシカでは上顎の犬歯は出てきませんよね。シカでも出るけれども、ぼくらヒトの第三臼歯(親不知)と同じで、消失する運命をもった歯と云えます。

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