2008年12月4日木曜日

森林整備・管理という公共事業

昨日は、1年3ヶ月ぶりの仏果山・高取山であった。
先日のサル調査で出逢わなかったサルの群れを求めて登ったのだが、空振りに終わった。が、仏果山から経ヶ岳への細尾根で、最後の力を振り絞って咲いているリュウノウギクがあった。 東丹沢の山麓は、数年前から新たなシカ柵とハイキング道路のような新たな道が縦横に作られてきた。
それが、仏果山に来て森林整備用管理道ということがわかった。
40年前の山の管理をする人たちの道は赤布や赤ペンキと、林班の番号を記した棒杭だけだった。
ぼくにとっては、こういう道はありがたく利用させてもらうが、下のような立派な道が森林管理に必要なのだろうか?
野山を歩いたことのない整備管理者に歩いてもらうために作っているのかな?どこかの土木工事業者にお金を落とすための公共事業ではないだろうかという疑問が出てくる。
シカ柵は、ぼくのような山歩きの自然愛好家にとっては厄介物である。 尾根を歩いているとシカ柵にぶつかる、斜面を下るとシカ柵だ、迂回するのに柵に沿って歩かなければいけない。
何を防御するためにシカ柵を張り巡らしているのか判断にくるしむ。
以前のシカ柵は、シカによる食害から人工林を守るということがわかった。
しかし、今、建設している柵は何のための柵なのだろうか?
この柵も公共事業によって業者を潤すだけのものではないだろうか?

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