もらった、アメリカモモンガ(Glaucomys volans)の生後3、4ヶ月の死体:
この鉢受けの内径は15センチである。
これは、6日(火)に専門学校の学生からもらったものである。
学生はペットショップから死体をもらったようだ。
ホルマリンに浸けていたのか、少しホルマリン臭さい。
今日は外出する用事がないし、朝から快晴なので処理した。
学生との約束で、①剥皮し、毛皮の標本をつくる、②解体、除肉し、腐らして骨挌を晒骨する、③その様子をメールで知らせる。
問題は、いつ死んでいつホルマリンに浸けたかであり、上手に剥皮できないかもしれないという恐れがあったが、首尾良く手首、足首のところまで剥皮できた。
すぐ、皮を棚板の裏に画鋲で留める。
痩せた個体で脂肪分は殆んどないので、お腹を開けただけで内臓も取り出さないで、そのまま水につける。
3、4ヶ月のチビなので、頭骨の各部分は縫合していないかもしれないので、身体部分とは別にして水につける。
このような仕事はいつも気持ちの良いものではない。
それでも、知りたいという欲求が学生が持っていたモノを云わば強引にもらいうけた。
ネズミ(齧歯)目の動物たちは、草食と肉食、雑食の歯の違いや、跳ねるものと殆んど跳ねないものの足の骨の違いなど、知りたいことがたくさん。
これはフクロモモンガです。アメリカモモンガの尻尾は鳥の羽のような形状です。
返信削除匿名さんへ
返信削除今、20230313このコメントに気が付きました。
ありがとうございます。
福田史夫