2008年9月27日土曜日

警戒音は言葉の始まり?

カワネズミが流れるように落ちていった、沢の向こうで「グァー、グワン」とシカの警戒音。
2頭のシカがこちらを見ながら、啼いている。
右上方にも仲間の2、3頭がいるようで、そちらからも「グワン、グァー」という音声。
おもしろいものだ。警戒を出さなければ気がつかないのに、、、。

仲間と一緒に生活する動物たちは、仲間に危険を知らせて、逃げる。
しかし、リス、クマ、アナグマ、ウサギ、テンなどの単独で生活する動物たちは、静かに逃げ、隠れる。
ヒトの言葉も仲間がいてこそ発達したのだということが理屈抜きにわかる。
授業中の学生のお喋りは困ったものだが、お喋りは頭の活性化に役立つ。
年寄りはもっともっとお喋りし、云いたいことを若い人たちに伝えるべきだ。

2 件のコメント:

  1. リスは子連れや複数でいる場合は「キュルキュル」と警戒音を発することが多いですね。

    ただこれも突然出くわしたようなときだけですが。

    あと、「グヮ、グヮ」と怒ったり、キュ、キュだったり鳥のような高い声で小さく鳴くこともあります。

    テンは一度だけ、2頭が追っかけっこしながら、キッ、キッと鳴いたのを聞いたことがあります。
    たぶん噛み付かれたのじゃないかと思います。

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  2. 親子は子供にとっての最初の社会集団なので、子は親に甘える声をだし、親は注意を促す声をだしますね。

    警戒音はどの動物にも共通した波長なようで、サルの警戒音でシカが逃げたりします。

    テンのキッ、キッと鳴いたと云うのに非常に興味がそそられます。

    ぼくは、痛くて声を出すのも、相手(あるいは第三者)にその苦痛を知らせるために声を出すと思っております。

    もちろん、臭いや表情などの他の手段で知らせても良いのですが、、、。

    キッ、キッと鳴くことで攻撃がやめられたのなら鳴いた意味があったわけですね。

    動物たちの音声と音声によるコミュニケーションはこれからたくさん明らかにされていくことでしょう。

    しかし、多くの動物たちは、発情季の両性の出会いや母親と子供たちの関係を除いて、単独で生活している訳ですね。出会うのは行動域の境界線あたりで出くわすことくらいで、それも臭いによるマーキングを行って相手に知らせることが多いので、直接の出会いは非常に少なくなりますね。

    このような多くの動物たちの音声に興味がありますね。

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