2008年9月3日水曜日

ゲリラ豪雨後の丹沢

9月3日:東丹沢、ハタチ沢沿いの林道を歩く。
5時に矢部さんの車に乗って丹沢へ向かう。1時間ちょっとで着く。
宮ヶ瀬湖にそそぎこむ中津川の水面は流木や枯葉などが密集している。まるで、間違ってコーヒーの粉を撒いたようだ。
林道一面が河原のように砂、石、木の枝が散在している。
斜面の大きな木も根こそぎ倒れている。
スギ林の斜面をみると間伐された丸太などが林道方向に向かって流されている。
林道終点付近で、頚椎、脊椎、肋骨がひとまとまりとなっている。
豪雨によって、流れにくい、転がりにくい脊骨も斜面から流されたのだろう。
先日、見つけたアナグマのものだと思う。頚椎を持ち帰る。
矢部さんが言うには、先日、神奈川県の北東部は豪雨に襲われたということだ。
山の斜面の間伐材や枝打ちされた木々が流れ落ち。
斜面の土砂や岩が流されて、土石流のようになって林道上を流れた痕がいたるとこに残る。
林道歩きでこうだから、山の中は荒れ放題で、登山道や尾根道も倒木や岩が転げていたりして歩きづらくなっていることだろう。
全国の多くの山が最近の豪雨で荒れてしまっているだろう。
動物たちもさぞかし今夏は驚いているかもしれない。

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