故有事
日常の出来事や野山を探索して感じたことを、さらには人と動物の行動との類似や相違で感じたことを述べていきたい。
2008年8月1日金曜日
湿原で見つかるトガリネズミの死体
釧路湿原を歩いたときに、今回はまともなトガリネズミの死体を見つけられなかった。
3コ見つけたが、いずれも踏み潰された死骸であった。
下の写真のものはそれでも一応見た目でトガリネズミを判るので撮った。
ひっくり返して腹側から
関東近郊の山麓の登山道や林道を歩くと、足元に見つける死体がヒミズのものである。何故、ヒミズが肉食動物にも食べられずに道に転がっているのか分からない。
釧路湿原では、ヒミズの代わりにトガリネズミとなる。
ヒミズはモグラ科、トガリネズミはトガリネズミ科で同じ食虫(モグラ)目であっても科が異なるが、両者とも似たような生態をしている。両者とも地表の腐葉層を動き回っている。手の形からしてヒミズの方が柔らかい地表中を潜っているのだろう。
似ている生態だから、同じように人が歩く道に転がっているのはどのようなことが原因なのか?
上の写真は、雌阿寒岳で見たイワギギョウの花である。右下の幅広のロゼット状の葉はイワブクロだ。
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