2008年7月22日火曜日

丹沢登山(続)フィールドサインとしての糞

タテハチョウ科のアカタテハ:タテハチョウの仲間で名前を知っているヤツ。この仲間は、子供の頃この成虫のまま物置の板壁にじっと越冬していた。物置の中でも当時の釧路の冬は氷点下20度以下の時も度々あった。この仲間は、下の写真のようにとまりながら羽をゆっくり閉じたり開いたりする。この時は、ぼくらがお昼を食べている休み台の上にとまって、まるで、日の光を十分受けるかのように羽を開いたままだった。
ツルアジサイとキノコ:山頂とガレ場との間 この木の側に寄ってみたが、キノコは手に採れず、不明なままである。
タヌキの溜め糞、周りにたくさん分解したタヌキの糞の内容物が散らばっている。
ガレ場にあったテン糞、何のタネか?糞を持ち帰らなかった。
石段の上にあったテン糞、複数の種類のタネが混入
テン糞、ニガイチゴのタネが表面に見える。
モグラ塚:堂平から登ったブナ林帯のあたりにあった。
すごく、面白いことに、見つけた食肉獣の糞の全ては、堂平から山頂までの道上にあったものである。
塩水橋から堂平までの林道では一個も見つけることができなかった。
動物たちにとっても夏の山麓部は暑いので、涼みをかけて山頂部で生活するのだろうか?否、キイチゴの仲間が山麓域からしだいに山頂部へ実のつける時季が移っているからだろう。キイチゴが終われば、クサイチゴの大きな果実を食べることになるのだろう。クサイチゴは山頂では、まだ花や蕾であった。

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