2008年6月20日金曜日

アサギマダラ

昨日の丹沢・塩水林道で:道路沿いのウツギの花の蜜を吸うアサギマダラ
今年も、アサギマダラに出会えた。
一昨年は奥野林道のバイカウツギの花にきていた。
いつも歩いている奥野林道のバイカウツギが下草刈りの人たちに根元付近から伐られてしまい、昨年は花を見ることができなかった。
今年は最悪の場合は株ごと死んでしまうかなと悲痛な思いで見ている。

アサギマダラのことを知ったのは40年くらい前の台湾であった。
タイワンザルの調査で沢を渡渉したところ、分け入った草叢に、まるでクリスマスツリーにつけた電球のようにキラキラと七色に輝いているサナギが1メートルくらいの草々にたくさんついていた。

蝶に詳しいY.N.君がマダラチョウの仲間のサナギで、日本にはアサギマダラがいると教えてくれた。
その神秘的とも言えるような美しいサナギの集団にまた会ってみたいものだ。

マダラチョウの幼虫は有毒物質を含んだ植物を食草にするものが多く、鳥たちは成虫も食べないようだ。

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