2008年6月20日金曜日

イチゴ食べ歩き

今回、キイチゴの仲間を食べ歩きできたのは、塩水林道沿いであった。尾根は低木はアセビやツツジの仲間くらいなもので、高木となるブナが多く、林床に落ちているブナの実を踏みしめて歩いた。
モミジイチゴが沿道にもっとも多く見られた。
一箇所で5、6個を口に入れながら歩いた。
ニガイチゴは数箇所で見られたくらいで、モミジイチゴよりも格段に少ない。しかし、これ本当にニガイチゴ?二粒食べたが苦味が残らなかった。現場では葉を裏返してみなかった。
これはクマイチゴ?早戸川近辺で見るクマイチゴとちょっと違う。太い幹にゴツゴツしたトゲがでており、果実の味はまー、まーと言うところか。
今まで、このイチゴはクマイチゴにしていた。が、今回図鑑で調べてウラジロイチゴということがわかった。花が咲いているだけで、実がなるのは梅雨が明けた頃か?
他に大きな赤い実をつけたクサイチゴもあった。一粒食べたが、撮り忘れた。

なんと、連れ合いの友人より頂いた佐竹・原・亘理・冨成編による「日本野生植物」木本(平凡社)によるとキイチゴ属には36種(草本を除く)があるようだ。が~んと頭を殴られたようだ。
そんなにも種分化したのは何故なんだろう?
動物たちに食べられ、いろんな環境のところにタネが分散したせいなのだろう。
では、そのオリジナルのキイチゴは何イチゴ?

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