2008年6月1日日曜日

久しぶりの日差し


気持ちの良い日差しの中を伝導から歩く。5月22日に落ちていた丸木橋は架かっていた。2番目の橋(下の写真)も架かっている。が、最後に飛び跳ねて岩に移るのは失敗した時が惨めである。早速、ズボンを脱ぎパンツ一枚になり地下足袋に履き替える。ズボンはザックの中に、登山靴は首から左右に振り分ける。丸太の端から川に入る。流れが急だ。川底を摺るようにして歩かないと足が流される感じがする。
首尾良く渡渉し、地下足袋、パンツ一枚のまま歩く。雷平に着き、カモシカの死体があった場所まで行く。そこで、ズボンを履いていると、沢登りの登山者が3名やってくる。雷滝を登るという。ぼくがカモシカの骨をビニール袋に入れているので、生物学者?と聞いてくる。イエ、ドウブツと応える。
まだ、腐食が完全ではなく、ウジやダンゴムシのような虫がうようよしている。気持ちの良いものではない。右肋骨が2本折れている。滑落して胸を打ったのが死因なのか?立派な角をしているが、歯は磨耗しておらず、若い個体だ。

 頭蓋骨と下顎と角を川で洗う。虫が次々にでてくる。一通り、洗い終えたので、真夏のような日差しの中を歩く。女一人男四人のパーティに会う。小屋の手前で若いカップルの登山者に、さらに、男一人にあう。最後に初老の夫婦が5歳くらいの孫を連れて登ってきた。久しぶりの快晴に外に出たくなった人たちだ。 上の写真は登山道路沿いにあった食べ残し。シャープペンシルの先の方の骨はヒヨドリくらいの大きさの鳥の大腿骨と橈骨であり、ペンシルの頭の上に方のは小腸のようでである。が、よく見るとまったく腸とは異なる。何かの卵塊なのだろうか?誰が、食べたのか?猛禽なのか?

久しぶりの晴天の中の山歩きですっかり気分も晴れた!

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