2026年6月14日日曜日

寛骨に散弾を撃たれたオスニホンザル                     A male Japanese macaque was shoot into his hipbone

 仙椎や腰椎、胸椎などを見ていて、千葉富津市の有害鳥獣駆除で撃たれたオスザルの右寛骨の腸骨に撃たれた散弾が残っていた(図1&2)。ほじくり出して鉛弾を取り除くこともできるが、このままにしている。
 この撃たれたオスザルは、一緒に発射された他の鉛弾が内臓にも当たり、出血死したものと思われる。
 地中に埋められたが、ネズミなどの小動物によって座骨部分が齧られたようだ(図3)。
図1.オスニホンザルの右腸骨の外側の散弾の痕、上が腹側
図2.右腸骨の内側の散弾、上が腹側
 散弾で寛骨や腹を撃たれて、出血多量で死んでいく。人ならどんなに泣き叫んだ事だろう。しかし、恐らくこのオスザルは撃たれて木から落ちた後も走っただろうが、10数メートル走っただけで死に絶えたのだ。
 そのような気の毒なサルの骨やクマの骨を持っているが、何となくそれらの死因を考えると動物たちが哀れだ!
図2.右腸骨に散弾、上が背側

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