2024年12月2日月曜日

タヌキの下顎骨の角突起の形状         The of "Proceus coronoideus" shapes of mandibles in racoon-dogs

産地が明らかな8頭のタヌキの下顎骨を側面から見比べた。
図1.左側面からのキツネの下顎骨
↑:筋突起
a:湯河原白銀林道 b:千葉市緑区 c:丹沢 d:清川村 e:清川村 f:町田市鶴川 g:奥多摩湖畔 h:長野

 どうだろうか?筋突起部分の幅がaとbは狭いが、他は幅広に見えないかな?aとbの幅は9ミリ内だが、他は11ミリを超えるのだ。湯河原aのタヌキと千葉市bのタヌキが同じなんて興味深い。
伊勢沢林道の幼体タヌキの下顎骨の筋突起の形状はc、d、eの丹沢、清川村のタヌキのもの似ている。
図1に並べたa~hのタヌキの側面からみた下顎骨で地域変異が見られる。下顎骨の筋突起は側頭筋などの咀嚼する筋肉が着いているが、それぞれの地域のどのような特性でこのような変異になっているのか全く見当がつかない。

図2.清川村伊勢沢林道の幼体タヌキの下顎骨
サル類、キツネ、タヌキと側面から見た筋突起の形状をアップしてきたが、この形状は哺乳動物の目Oderごとに大きく異なることを次にアップしたい。
さぁー、横浜に行く支度をしよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿