2024年12月21日土曜日

イタチ科の大きな眼窩下孔 Big Infraorbital foramen of Mustelidae

 日本にはイタチ科Mustelidaeの仲間イタチ属Mustela、テン属Martes、アナグマ属Meles、カワウソ属Lutra、ラッコ属Enlydraと棲息する。イタチ属にはイタチ、チョウセンイタチ、イイズナ、オコジョ、ミンクなど5種もいるが、2種は移入種だ。ここではイタチをアップする。

図1.イタチMustela itatsi頭骨正面からの眼窩下孔↓

図1’. イタチ頭骨左側面からの眼窩下孔→

図2.テンMarter melampus頭骨正面からの眼窩下孔↓
図2’. テン頭骨左側面からの眼窩下孔→
図3.アナグマMeles meles頭骨正面からの眼窩下孔↓
図3’. アナグマ頭骨左側面からの眼窩下孔→
図4.ラッコEnhydra lutris頭骨の正面哺乳類頭蓋の画像データベースからの眼窩下孔↓
図4’.  ラッコ頭骨左側面哺乳類頭蓋の画像データベースからの眼窩下孔→

イタチ科の仲間はどの4種も大きな眼窩下孔をもっている。その中でもアナグマの眼窩下孔は飛びぬけて大きい(図3)。こんなに大きな孔では、血管や神経の他に故有事: アナグマの大きい眼窩下孔には内側咬筋が通る      The medial masseter muscle passes through the large infraorbital foramen of the badgerと考えた。でもこれは事実とは違うかも知れない。生きの良い死骸さえあれば確かめられるだろう。

昨日は、散歩を兼ねて正月用の日本酒といつも買うバランタインより少し高い物を買った。しかし、何故か正月は日本酒だ。

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