2024年10月10日木曜日

ヒメヒミズとヒミズの骨の比較     Comparative bones between small shrew-mole and shrew-mole

ヒミズとヒメヒミズの骨はとても小さく、図1,2のように方眼紙上に並べて置くのも息を殺さなけれいけない。
図1.ヒメヒミズの骨格の骨(椎骨、肋骨は除く)
a:胸骨柄 b:上腕骨 c:尺骨、橈骨 d:肩甲骨 e:坐骨 f:大腿骨 g:脛骨・腓骨
図2.ヒミズの骨格の骨
a~g:図1と同じ
ヒメヒミズDymecodon pilirostrisとヒミズUrotrichus talpoidesは両者ともモグラ科Talpidaeであるが、属が異なっている。図1と図2の両者の骨を見比べても違いが全く判らない。キツネとタヌキも同じイヌ科Canidaeであるが、キツネはVulpes属であり、タヌキはNyctereutes属であり、属が違う。が、ヒメヒミズとヒミズは外見から区別できるし、キツネとタヌキもそうだ。しかし、ヒメヒミズとヒミズの骨は形状や大きさから区別しがたいが、キツネとタヌキは形状は似ていても大きさが違う。ヒメヒミズとヒミズの身体の大きさが大差ないために、骨で見比べるには拡大鏡で比較するよりないだろう。

何だか凄く寒く感じる、昨日は床暖のスイッチを入れた。今朝は庭のスイレン鉢やホテイソウを浮かべている鉢からグッピーを救い出した。水が冷たくなっているので動きが鈍い。

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