これは高校同期の友人TGが網走駅近くの天都山の丘で拾ったトガリネズミ科トガリネズミ亜科のトガリネズミ属の動物だ。しかし、2,3度踏まれたようで頭骨も骨格も折れていて晒骨にした時にバラバラになり、オオアシトガリネズミかバイカルトガリネズミか判断ができず、死骸の前足が大きかったでオオアシトガリネズミとした。ぼくが持っている唯一の歯先が赤褐色のトガリネズミ属だ。(不思議な事にこの歯先の赤褐色は未だに色が褪せない)
肩甲骨は多分折れているようだが、片割れがどれなのか見つけられない。上腕骨はトガリネズミ科ジネズミ亜科のジネズミとは違って、モグラ科ヒミズ亜科のヒミズに似ている。が、肩甲骨はモグラ科のものは細長いが、これはどちらかというとジネズミに似ている。
図1.トガリネズミ属オオアシトガリネズミSorex unguiculatusの肩甲骨(上)と上腕骨(下)
コヤツの上腕骨がジネズミよりもヒミズに似ていると云う事は、コヤツは前足を使って地中に潜ることもあるのかな?肩甲骨が折れているので、判断に苦しむ。しかし、モグラやヒミズのように細長くはなさそうだ。
いずれにしても他のトガリネズミ科の肩甲骨や上腕骨を見たいものだ。
都知事選で小池氏が3選した。国政選挙ではないが、英・仏・イランのように野党が勝つことは日本ではないのかも知れない。それだけ現状維持を望む人々が多いのだ。
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