ブタはイノシシを家畜化した動物である。図1のブタと図2のイノシシの頭骨を比べれば、ブタは口吻(鼻骨、前額骨、上顎骨)が短くなり、しかも前頭骨が急速に落ち込んで口吻部分と接している。
図1.ブタの頭骨
図2.イノシシの頭骨
ブタの口吻部分が縮まったのは第一切歯から犬歯までの部分と犬歯と前臼歯の間が狭まり、さらにブタでは前臼歯が2本になっている(図3,4)。図3.ブタの底面からの頭骨
図4.イノシシの底面からの頭骨
ブタの口吻部分が縮まったのは、家畜化されて与えられた軟らかい物を食べ、自らが掘った根茎を切歯等で噛んで引っ張り出すことが無くなったせいだろう。今日の散歩は1時間15分でゆっくり歩いて7319歩。
0 件のコメント:
コメントを投稿