2022年8月31日水曜日

小雨降る中の林道歩き Walking on the forest road in drizzle rain

宮ヶ瀬の駐車場に車を停めた時は、外へ出るか少し迷った。小雨が降り注いでいる。雨だと予想して折り畳み傘を持ってきているが、出鼻からだと少しくじけてしまった。しかし、折角来たんだから、傘を差して林道だけでも歩こう。金沢林道に入っても雨が降り続くなら高畑山へ行くのは止めよう。 ザックカバーをかけ、ストックは手に持ち、傘を差しながら歩く。
ゲートの左脇から入り、久しぶりの林道だ。ヨウシュヤマゴボウの実が黒紫色になっている(図1)。イラクサ科のヤブマオウ?も長い花穂を垂らしている。クサギの花は今が時季だったんだ(図3)。おー、メハジキの花だ(図4)。
図1.6:44 ヨウシュヤマゴボウ
図2. 6:45 ヤブマオウ?
図3.6:57 クサギの花
図4.6:58  メハジキ
まだ、夏なのに早くもハギの仲間が咲き始めている(図5)。ママコノシリヌグイかな(図6)?子供の時、キリギリス取りで、ママコノシリヌグイが繁茂している少し湿ったところだと、キリギリスを取り辛かったものだ。同じタデ科のミズヒキも赤く小さな花をつけている(図7)。汁垂隧道だ(図8)。中に入って、パンを食べよう。

図5.7:06 ハギの仲間、もう咲き始めている
図6. 7:11 ママコノシリヌグイ
図7.7:12 ミズヒキ
図8.7:18 垂水隧道
トンネルの中に5,6分いたろうか!アンパンをスポーツドリンクで流し込んで金沢橋の方に向かって、すぐサルの群れに出逢う(図9)。このサルたち非常に警戒心が強く、近くに寄ることができない。警戒音も出している。そうとう有害鳥獣駆除で痛い目にあっているのだろう。首輪をしたメスのオトナザルもいたが、林の中だ。半世紀前の餌付けされていない野生ザルはこうだった。人を警戒しすぐ逃げる。
図9.7:38 サルだ!
図10. 7:39 オトナメスが急いで渡る
金沢橋を渡るが引き返し、金沢林道を行く。傘は差したままだ。山には登れそうもない。雨がショボショボふる(図11)。ストックはトンネル内で休んだ時にザックにつけている。
図11. 8:04 鍋嵐の方は見えない
おー、これはハクビシンの糞だ(図12)!何を食べたのだろう?これは何の種子? 久しぶりに糞を拾う。
図12. 8:06 ハクビシン糞
ハクビシン糞を拾って少し雨足が強くなってきたので戻ることにする。金沢橋の横を過ぎ、ゆっくり歩いていくと、往きに気が付かなかった実がいくつも落ちている。何の実だろう。辺りの木を見上げるが解らず。この2個を拾ってきた。
図13. 8:20 林道にこの実がいくつも落ちていた
図14. 図13の実を赤道面で切った
どなたかこの実は何の実だから判りますか?
おー、先ほどのサルたちの糞だ。2,3歳のチビの糞のようだ。硬くなった葉を食べたものだ。
図15. 8:33 サル糞


2 件のコメント:

  1. やまぼうし2022年9月1日 7:59

    おはようございます

    昨日そちらは雨だったのですね。
    煤ケ谷は降りませんでした。

    この実はムクロジです。
    熟すと羽根つきの羽根のあの黒い実に
    使われます。

    煤ケ谷郵便局前の土手にワレモコウが
    みられます。昨日はまだ蕾でした。
    刈られてしまうかもですが・・・・。

    返信削除
  2. やまぼうしさんへ

    ムクロジですか!
    そう云えば大きさはそうですね。色も褐色になれば判断ができたかな?
    でも、まったく判らず。調べようもありませんでし。
    小雨模様だったので、しっかり見上げる事ができなかったのがその一因かな?

    雨は三叉路辺りではもう降ってなく、晴れていました。

    煤ケ谷郵便局前の土手にワレモコウがありますか!
    刈られなければ秋になっても、見られますね。

    コメント回答、ありがとう!感謝。
    昨日半分に切った、種皮部分が1.5ミリ程の厚さで茶色になってきました。

    返信削除