2022年3月19日土曜日

クマが食べていた物は? What did the bear eat?

16日に宮ケ瀬金沢林道から小尾根を登ったところ(図2)でクマ糞を見つけた(図1)。今朝、小雨が止んだので庭の水道栓で4日間水に浸けていた固くなって糞を洗った。古い糞なので形が崩れないので指で揉んで崩した。ドングリを食べた糞だった。ドングリの固い外果皮や殻斗と未消化の胚乳の欠片が混在していた。やはり、冬眠前に食べた糞であったが、そのまま残っていたのだ。
クマは食肉目の動物であるが、雑食性であり、食物の大半は植物に頼っていると考えられているのに、クマ糞はドングリを食べたにもかかわらず炭水化物の塊である胚乳部分も消化されないで排泄されている。クマはドングリを1キロ食べたとしてもどのくらいが消化・吸収されているのだろう。
テン糞もそうであるが、サルナシを食べても種子とともにかなりの果皮が付いた果肉が消化されないで排泄されている。

ぼくが知らないだけで、恐らくや野生動物たちの消化吸収能力については多くの論文・報告が出されているのであろう。動物園のクマに拾い集めたドングリを食べさせて糞量を測ることなど容易な事だ。
図1.クマ糞
図2.歩いたルートとクマ糞があった地点(〇)
ロシアは相変わらず詭弁を用いて自分を正当化しようとしている。世界の多くの国々の人々は、狂犬プーチンのやり方が解かっている。

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