2022年3月10日木曜日

伊勢沢林道の4個のテン糞   Four marten’s scats on Isezawa forest road

 3月1日に伊勢沢林道を歩いた時に、4個のテン糞を拾った。それをようやく今日洗うことができた。

ロシア軍のウクライナへの侵攻が続いている。子供が泣き叫ぶのを見ると思わずこちらの目頭も熱くなる。しかし、大量の核弾頭を持っていることをチラつかせて周りを威嚇するやり方を通すと、これからこの狂犬プーチン方式が世界に通用するようになり、核保有国は核軍縮どころかますます核を増やそうとすることになる。それにしても恐ろしい。

図1.9:34 テン糞1
サルナシ種子・果肉果皮果柄、キブシ種子・果肉果皮、不明植物質
図2.9:39 テン糞2
キブシ種子・果皮、カエルの卵塊
図3.9:45 テン糞3
キブシ種子・果肉果皮、マタタビ種子・果肉果皮、ケンポナシ果柄、オオウラジロノキ果肉果皮、大型甲虫腹部外皮、陸生巻貝(カタツムリ)の殻を除く軟体部
図4.11:42 テン糞4
キブシ種子・果肉果皮、サルナシ種子・果肉果皮、オオウラジロノキ果肉

4個のテン糞からはキブシの種子が全ての糞に入っており、サルナシやマタタビの種子が3個の糞にあった。また、オオウラジロノキの果皮付き果肉が2個の糞にあった。動物質は節足動物、軟体動物、脊椎動物が出てきた(表1)。軟体動物は大きな巻貝を食べたが、足の部分が消化されないでそのまま出てきた。脊椎動物はカエルの卵塊を食べた。しかし、まだサルナシが少しだが残っている。オオウラジロノキの果実が林床を落ちていたものを食べたのだろう。
表1.4個のテン糞の内容物表

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