約30分掛かってお昼を食べ終えて片付け、再度Geographicaで位置を確認し、地図を広げ、磁石の矢印を行く方向に合わせ、磁石の円盤内の磁北を地図の磁力線に平行に合わせる。あとは矢印の方向に向かって下るだけだ。再びザックを背負ってスマホで自撮りだ。大分疲れている。笑えなかったのだ(図1)。
この場所は以前この尾根を登って777ピークを過ぎたら、ナイフの刃のように細い尾根が連なり、張ってあるザイルを握って歩いて三峰山まで行ったことがあった。あの細い尾根は今はどうなっているのだろうか?もう、ぼくは足が竦んで歩けないだろう。2012年1月だ、その時は、鳥屋待沢右岸尾根を谷太郎林道の橋のところから登って777ピーク、登山道に出て三峰山を経過し、そのまま登山道を歩き今度は鳥屋待沢左岸尾根を下っているのだ。僅か8年前のことだ。しかも、この鳥屋待沢右岸を登って三峰についてそれから左岸尾根を下って車に辿り着くのに、5時間しかかかってない。車は橋のたもとに置いたが、若いって凄い!
図1. 13:39 昼食後出発前に自撮り
13時45分、磁石を首にぶら下げて、下る方向を見ながら歩き出して間もなくテン糞だ。マメガキの種子が顔を出している。
図2. テン糞8
尾根が二股に分かれる辺りで地点でGeographicaを見て位置を確認し、再び地図を出して磁石の方向を512ピークに合わせて下る。尾根が二股に分かれところから512ピークまで左側にシカ柵が走る。512ピークからは踏み跡がしっかりついていて、そのまますすむとしっかりした経路となった。
14時46分、山の仕事道(経路)を行くことになる。どこに出るのかそれだけが不安と楽しみでもあり、楽な経路を進むことになる。15時半までに谷太郎林道に下りたい。晩秋の陽が赤くなって山を照らす。
15時18分、林道から見える堰堤横に出る。ここから林道まで暗くなったらちょっと迷うかもしれない。
15時24分に谷太郎林道に下り立つ。ここから立派な経路があるなんて判らない。
今回は、山道の距離が短いのに鳥屋待沢左岸の山道から始まって右岸尾根を下って再び林道に出るまで7時間48分も掛かっている。あーーーー!
谷太郎林道を煤ケ谷に向かって歩く。軽トラが一台ぼくを追い抜いて行く。連れ合いから「今どこにいるの?」っとメールが入る。トイレで用をたす。清川役場前の駐車場に辿り着き。車に乗り、ほっとする。「帰る」とメールする。
図3. ここからあの歩きやすい経路があるなんて、、、。
図4. 歩いたルート
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