2020年12月19日土曜日

聖護院大根を漬ける   The Shogoin radish is pickled

 日本海側は大雪で、TVでは関越道路で沢山の車が立ち往生している事を流していた。寒さが続くので、昨日は縁側に置いていたデンドロを部屋に取り入れた。5℃以下の低温に5日程あてると茎が飴色になり、花芽が膨らんでいる。梅ノ木にぶら下げているフウランやカヤラン、ヨウラクランは葉が寒さに耐えているかのような様子になっている。特にカヤランの葉はシワシワだ。それでも花茎を伸ばしてはいる。庭では水仙が咲き始めた。

咲き始めた水仙

先日、いつも根菜を持ってきてくれる知人が聖護院大根を2個持って来てくれた。立派な蕪のような大根だ。葉は洗い、2日干して塩、ユズ、昆布で漬けた。旨い!聖護院は子供の頃、親父が作っていた漬物にすることにした。それは一度塩漬けにしてから酒粕、味噌、ザラメを加えて漬けるのである。親父はこれを暮れになると送ってきた。釧路から送られてくるこの漬物だけはこちらで食べても旨かった。ハタハタやサケ、あるいはカレイの飯寿司はこちらで食べると酷く味が落ちた。身欠き鰊、大根、ニンジン、キャベツなどと付けるニシン漬けもダメだった。釧路では、物置に置いてある漬物樽から取り出してテーブルに出すので、半分以上凍っているような状態であり、これがストーブを焚く温かい部屋の温度と噛み合って非常に美味かった。こちらでは、冷蔵庫に入れて置いても味が落ちる。冷凍庫に入れるとガチガチに凍るので、解凍するともうフニャケタ味になってしまう。

聖護院大根を干して3日目

こちらでも美味しく食べられる聖護院大根を漬けるのだ。2件スーパーを回ったが味噌状の柔らかい酒粕は売っていない。こちらではダメかとネット検索したら、アマゾンで売っていた。もちろん、注文した。で、ネットで、「聖護院大根 酒粕 味噌漬け」で検索したら釧路の女性pottoさんがアップしたのがあった。2週間干し、2週間塩漬けし、味噌・酒粕・ザラメに2週間だ。1月下旬には食べられる。それまで待っていれるかな?

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