先日、鴨川の千枚田付近で農業をやっている知人から下図のような写真が送られてきた。2年前彼は千枚田付近の道路で見つけたイタチの轢死体を持ってきてくれたのだ。「鴨川の街中で17年前くらい空き家になっていた家で、アナグマが住み着いていたらしい」と説明が付いてきた。
写真の動物は何ですかね?っと云うものだ。
皆さんは、何だと思いますか?
ぼくの答はコメントに載せたいと思います。
それにしてもボケている写真だ!
この動物がいた場所の説明もない。
知人にレスをして、ピントの合った写真が欲しいと云ったら写真は昔のモノでどうもスキャナーで撮ったようだ。
この動物は誰かわかりましたか?
頭骨がはっきり写ってはいないが、切歯や犬歯、臼歯が写っている。後眼窩突起が細く鋭く尖っている。右肩甲骨の形状が判る。さらに右前足の手指骨、尺骨・橈骨と右後足の大腿骨、脛骨、腓骨が分かる。
返信削除これらから、この動物はイヌ科のタヌキであることは疑いがない。
しかし、不思議なのは全体の姿勢がこちらを見ていることと、毛や皮が見当たらないことだ。ミイラ化する前に内臓や皮膚は節足動物たちに食べられたとしても獣毛は残る筈だ。