山用のストックを昨日車を置いた松茸山登山口の所に忘れてしまったので、ネット通販で今まで購入していた同じ物を求めた。が、在庫切れ、再入荷の予定ナシと云う事なので、意を決して昨日置き忘れた松茸山登山口まで行ってみた。
あった!置いたままになっていた!良かった行った甲斐があった!
帰路、来るときに道路際に轢死体があったので、その場所に差し掛かったので、徐行し目を凝らすとあった!カメラを持って、行ってみる。
今年生まれのタヌキの子供だ!まだ、親元からは分散していないだろうと思われるチビだった。お腹が破裂して内臓が出ている。性別を見なかったが、これ以上轢かれないように両前足を持って道路際の草叢の中に放り落とした。 行き交う車の運転手はぼくがこのタヌキの仔を持って歩いているので、徐行しながらぼくを見ていた。
仔ダヌキや仔ギツネが交通事故にあったり、なんらかの事故死するのは彼らが親元から分散するこの時期だ。親元から離れると全て自分一人でやらなくてはいけない。道路を横断しようとして轢かれたのだと思うが、新たな生息地を見つけるためは当然見も知らぬ土地に進出することになる。その為に生じる事故だ!
単独生活のノウサギやリスやクマ、カモシカも、集団生活のシカやサルも分散する性には違いがあるものの生まれた親元からの分散は多くの危険が伴う。
図1.仔ダヌキNyctereutes procyonoidesの轢死体
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