6月12日の二の足林道歩きの続き:
ん?オニシバリ?葉が露に濡れていて生き生きしておりいつも見るのと違う感じだ。この赤い実3個もらってきたが、柔らかくて甘そうな感じ。でも、齧って味見はしない。ネットで調べたら、辛く有毒とある。どんな毒かな?ともかく味見しなくて良かった!
恐らく、オニシバリの葉も有毒なのかもしれない。冬季でもシカに食べられずに残っているのが不思議に思っていた。このオニシバリは種子(図3)をどのような方法で散布しているのだろうか?図2のような赤い実をつけるということは嗅覚で探す哺乳類ではなく目の良い鳥たちに見つけられ食べられて運ばれるのだろう。
昨年、ヒヨドリがマムシグサの赤い実だけを啄んでいるところを目撃した(図4)が、同じようにヒヨドリがこのオニシバリの赤い実を啄むのだろう。これまで、哺乳類の糞からはこのオニシバリもマムシグサの種子も出てきていない。
図1. オニシバリDaphne pseudomezereum
図1. オニシバリDaphne pseudomezereum
図2. 赤い実
図3. オニシバリの果実に一つ入っている種子
図4. マムシグサの赤い実だけをヒヨドリが啄んでいた
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