2020年6月16日火曜日

サワガニの色の変異  The color variation of the freshwater crab

12日に二の足林道を歩いていてサワガニを見つけた(図1)。少し、茶褐色の個体だ。奥湯河原でサルを追っていた時は藤木川沿いに梅雨の季節になると山一面がサワガニで埋まっているのではないかと思う程、サワガニが歩き回っていた。スギ林地であろうと二次林地であろうといた。その為、いくらでも捕まえられるので飯盒を一杯にしてはそのまま沢の水で濯いで綺麗にして、そして、そのままホエブスにかけて煮、赤く代わったところで、ザルに取り出してこんどは少し油をしいたフライパンで少し味噌と砂糖を容れて炒ってカリカリにして食べた。殻が硬かったが、当時のぼくらの酒の摘みというかご飯のオカズでもあった。そうそう、当時はスーパーの総菜売り場でサワガニの揚げた佃煮を売っていた。なんと50年以上前の事である。
奥湯河原のサワガニは赤褐色の個体はまだ1センチくらいの小さな個体で、大きなヤツは白っぽい個体ばかりであった。どうして、丹沢のは大きい個体でも茶褐色なのだろう?
図1. 赤褐色のサワガニGeothelphusa dehaani


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