登山道から焼小屋沢右岸尾根に入った温かいところで、先ず、ヤッケを羽織り、ガスストーブでコッヘルに水を容れて、点火する。まだ、沸騰しない内に持ってきた餅とインスタントラーメンを水の中に落とし入れる。程なく沸騰し、1、2分待って火を落とし暫らく待って(この間ゆでタマゴの殻を剝く)ラーメンや餅、ゆでタマゴをお椀(100円ショップで購入したベークライト製、軽くて割れない)に移す。山でインスタントラーメンを汁ごとしっかり食べると帰路のスポーツ飲料は不必要な感じさえする。
図1. 12:25 食べた場所、横の丸太に座った
完食するのに10分くらい掛かっているのかな?食後、出した物を片付けてザックに容れ、先ずGeographicaで自分の位置を確かめる。地図とコンパスを出し、自分の場所と進むべき方向の尾根の1039ピークの300mくらい先の尾根上の標高970mにコンパスの縁を合わせ、コンパス内の回転盤を回して地図の磁北線と合わせる(図8のルート図参照、出来れば電子国土の地図を見る)。はい、もうこれで970mまではコンパスを時々見るだけでOKだ!実際には尾根道はほぼ南東にまっすぐなので、殆んど迷わないからコンパスは見なかった。兎も角、下る。20分くらい下って宮ヶ瀬湖が見える(図2)場所に来たので、そこで、Geographicaを見て現在地を確認だ。間違いなく尾根上に乗っている。もう、少し歩くと970mの地点にだ(図8を参照)。
図2. 焼小屋沢右岸尾根から宮ヶ瀬湖が
尾根はどうも東に曲がっているような感じのところに来たので、Geographicaを見る。おー、970mの等高線の上だ。ここで地図を出してコンパスの縁を進むべき方向の細尾根上の890mの等高線に当て、コンパス内の回転盤を回して地図の磁北線と平行になるように合わせる。
歩きだしてすぐ、ん?このスミレは(図3)?紫色が濃い。
広い斜面のような尾根が細くなり左側にミツバツツジがまだ咲いている(図4)。
図3. 13:01 このスミレは?
図4. 13:08 ミツバツツジが咲いている
細尾根なので立ち木に捉まりながら気をつけながら進み、すぐなだらかになったので、再びスマホを取り出して自分の位置を確かめる。次は小尾根が途中から北方寄りに分かれるので、そこに気をつければ730mの等高線のところまではほぼ真っ直ぐだ。しかし、これは細尾根であり、枝を避けて下を潜ったり、枝をどけたりで時間がかかる。と云うのも身体が硬くなっているのとバランスが悪くなっているからだ。
タヌキ糞3を見つける(図5)。糞を拾って小袋に入れた後、スマホで自分の位置を確かめる。おー、これからはもうピーク711と700との間の鞍部まですぐだ。地図で方向を確かめただけだ。711ピークでタヌキ糞4(図6)を拾い。すぐ幅広の尾根になるので、方向を間違わないようにコンパスを見る。鞍部に着き、タヌキ糞5を見つける(図7)。ここで、伊勢沢林道へ降りる場所を間違える。もう50mくらい歩いてから斜面を下りなければ行けなかった。土砂止めのコンクリートの上に出てしまった。林道は2.5mくらい下だ。学生だったら、飛び降りるだろう。でも70を過ぎた身体ではそれができない。もし、飛び降りたら膝関節や股関節を痛めてしまうだろうっと思ってしまう。下りれるところまで、斜面を登って林道へ下りやすいルートを探す。林道に下り立ったのが14:52であった。いつも林道に出るとホッとする。
図5. 13:58 タヌキのタメ糞3
図6. 14:13 タヌキのタメ糞4
図7. 14:39 タヌキのタメ糞5
図8. 焼小屋沢を囲む尾根と歩いたルート上の写真で示した地点
①~⑤:タヌキ糞 ①、②:テン糞
返信削除このスミレは。
花柄や葉に毛がたくさんあるので
アカネスミレです。
そっくりで毛のないのはオカスミレと言います。
どちらも日当たりの良い丘や林縁で見られます。
花の色が茜色なのでこの名前ということです。
山をコッソリでなく自由に歩きたい!歩きたい!ですね!
仏果山などの登山口にも「自粛要請」が
貼られています。