2020年4月5日日曜日

尾根を登り、春ノ木丸へ! Climbed the ridge and to Mt.Harunokimaru! 

砂防堰堤から少し離れたところに、この2、3年の間伐作業で使われたような道が沢から尾根に作られている(図1)。道は登山道のごとく立派だ(図2)。シカ柵の扉が開いている。天気は良いし、まるで、気持ちの良いハイキング気分だ。おー、タヌキのタメ糞だ(図3)。タヌキのタメ糞は尾根上に作られることが多い。
図1. 9:59 林道から少し上がって林道や金沢を見る
図2. 整備されたような仕事道
図3. タヌキのタメ糞、木の根元を見て、拡大するとコインが、、
対岸の栂立尾根の斜面が崩壊している。昨年の台風19号によるものだろう。あれは、六百沢ノ頭から出ている斜面かな?5年前には登って本間ノ頭まで行っている。今、そんな力がない。でも、行ってみたい。
図4. 栂立尾根の崩壊地
おー、また、タヌキ糞だ。道の上にしている(図5)。タヌキ糞から15分くらい歩いて、平らな所に到着しカメラをセットし笑うが顔が引きつっている(図6)。随分太った。これだも、歩くだけで辛い訳だ。毎日風呂上りに体重を測るが、増える一方だ。が、山から帰ると1.5キロは減る。ここで、ザックを下ろして水やスポーツドリンクを飲み、ウロチョロ辺りを見回しているとタラの芽を見つけた(図7)。しかも1個や2個ではない、しかし、あるのはシカ柵の西側だ。運が良い、5メートルくらい離れたところに脚立がある。ちょっと古いので静かに足を下ろして乗り越える。何と、ここはタラノキだらけで、脚立を下りるところにもタラノキがあり、ズボンに絡むので一苦労する。ナイフを持って、12,3個近く採る。天婦羅と半分はキンピラにしてみた。これがウィスキーの摘みとしていけた!旨い!もっと採ってくるんだったかな?手や腕や顔までタラのトゲで傷つけたので、少々痛い。数年振りのタラの芽の収穫だ!嬉しい!ここで、30分くらい楽しんだ!
図5.タヌキ糞だ!
図6. 10:47 小ピークのような平なところ
図7. タラノキの芽
図8. タラの芽を採ったりして楽しんだところを振り返る
図9. シカの食痕だ!
11時50分、稜線に着く(図10)。高畑山まで稜線沿いに行こうかなと思ったが、Geographicaを見て、諦める。登山道を行っても登山道からの登りが急でイヤだし、山頂にはあの展望台がない。お昼は春ノ木丸にしよう。登山道へ向かっていると網を持ったチョウ取りの男性がやってくる。さらに、登山道を単独行の女性が高畑山の方へ向かっている。
図10. 稜線着
登山道に降り立って、そこには始めてみる案内板が架かっている(図11)。厚木市消防本部の電話番号も載っている。ここから携帯で電話が掛けられると云う事かな?すぐ側に登山用の道標もある(図12)。稜線に沿ったトラバース道が滑るので何となく足元がおぼつかない。今までこの道は、高畑山の帰路は走るようにして歩けたものだ。何だか急速にバランス感覚が悪くなっている。トラバース道の下側にキランソウがある(図13)。近づいて写真を撮りたいが、滑りそうで怖い。こんな感覚を抱くなんて、どうしてなのだ。スパイクでしっかり地面を押さえて歩きたい。沢登りや渓流釣りを趣味としていた82歳のお隣さんが、10年位前に怖くなったと丹沢に行くのを止めた。ぼくにもそのような不安感・恐怖感が出てきた。歳をとると、足腰が弱く体力が無くなって山歩きが出来なくなるのではなくて、バランス感覚が失われ、恐怖感で山歩きができなくなるのだ。
 図11. 高畑山6と書かれた案内板
図12. 宮ヶ瀬まで2.7キロの道標
図13. キランソウだ!
もうすぐ、御殿森ノ頭というところで、テン糞だ(図14)。
図14.12:18 テン糞
テン糞を拾い。春ノ木丸向けての道に入る。マメザクラが綺麗だ(図15)。鞍部に動物写真撮るカメラが2台仕掛けられている(図16)。ぼくが撮られたようでピカッと光ったのでカメラの存在が判る。カモシカの角砥ぎの跡が数か所にある(図17)。そのまままっすぐ尾根を登って春ノ木丸だ(図18)。冷たい風が通り抜けるので、オニギリ1個を急いで食べ、ビジターセンターと書かれた方の尾根を行くことにする。急な下りの階段道だ。シカ柵の扉を潜って道標だ(図19)。ぼくと同年齢くらいの男性が熊避け鈴を鳴らしながら後ろから迫ってきたので、道を譲る。早い、早い、彼の姿はすぐ消える。ぼくもあのように小走りで歩けたのだ。お!スミレサイシンだ!(図20)。
車に着いたのは、14時だった。帰宅して、風呂だ。明るい内に入る風呂は何故か温泉場の風呂に入っている感じがする。風呂の窓から陽が射し込みなんとも気持ちが良い。GPSの軌跡では10.5キロ歩いたことになる(図21)。バランス感覚を養うトレニーングとは?
図15. マメザクラが満開
図16. カメラ
図17. カモシカの角砥ぎ痕
図18. 春ノ木丸
図19.シカ柵扉を潜って道標
図20. スミレサイシンが咲いていた

図21. 歩いたルート

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