2019年12月28日土曜日

アカネズミの仲間の死骸を見つけた! I found a corpse of a kind of Apodemus.

今回の旅行は12月であったので、木々の葉は落ち、日の出が遅く、日没が早い、いつも薄暗い曇り空のような欧州特有の天気であった。それでも、今冬は温暖化の影響で温かく、クリスマスだと云うのに雪が降らず傘を挿して雨除けをしながらの観光の日もあった。
ベルリンからマイセンに行く途中でトイレ休憩に立ち寄った場所の石畳の上にアカネズミが一匹死んでいた(図1)。拾って持ち帰りたかったが、添乗員や同行者に迷惑を掛けたくないので、泣く泣く欧州産のアカネズミをそのまま置いてきた。搭乗前の手荷物検査が異様に厳しいので、このような旅行では切れるナイフを持ち歩けないのが残念だ。
それにしても、コヤツは頭から血を流していたが、どうしたのだろうか?
図1.これは、セスジアカネズミApodemusu agrariusだ!
高速道路の周りは森だが、至る所に風力発電用風車が回っている(図2・3)。ドライブインの周りの森にはアカネズミを含む動物たちが橋回っているのだろう。
図2.風力発電の風車
 見つけたアカネズミはヨーロッパから中央アジア、中国、朝鮮半島、台湾に生息するstripped field mouseセスジアカネズミApodemusu agrariusと云うことが判った。さらに尖閣諸島の魚釣島に生息することも判った。あー、やはり持ってきたかった!
図3.風車

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