2019年11月7日木曜日

ギンナン洗いで腰が痛い! I have a pain in my loin becouse of washing the ginkgo uuts!

横浜の金沢文庫に住む、後輩のMさんが先日猛烈な強風の台風15号の後、落ちたギンナンを拾って持って来てくれた。彼からは春の山菜のフキノトウ、フキから始まり、ビワやスモモ、カキまでまるで時候の挨拶のように持ってきてくれる。その量も半端ではない。
彼はギンナンを素手で拾うようだ。ぼくは、雑誌「にほんざる」の編集会議で、東大農学部に行った時に初めて落ちているギンナンを拾った。素手で拾ったのだ。その手でトイレに行って小便したものだからペニスが腫れあがり、しかも痒く大変な目に遭った。以来、ギンナンを食べるのは大好きだが、落ちているギンナンを拾ったことはない。
図1はMさんが持ってきてくれたギンナンをプランターに容れて、腐らすたために土を被せたものを、昨日、今日と果肉・果皮を取ってギンナンの種子だけにして、何度も水洗いしたものだ。これは全体の半分くらいなもので、残り半分は水に浸けたままだ。
図1.洗ったギンナン
このギンナンの果肉・果皮落としは少し厚手のゴム手袋をして一粒づつ果肉を剥がしていく。来年、また貰ったら今度はただ水に浸けるだけにしようと思う。土の色が種皮に付くからだ。
椅子に座って前屈して果皮・果肉を剥がし、水で何度も洗う。腰が悲鳴を上げるので、何度も止めよう、止めようと思うが、最後までやってしまった。ひゃー腰が痛い!
タヌキのタメ糞に大量のギンナンがあった(図2)。これは湯河原の椿ラインから天昭山野猿公苑餌場跡に出る尾根を下っている時に見つけたものだ(2004年11月26日)。これらのギンナンを全て拾って沢で洗った。この時は専門学校の学生実習だったので学生たちはぼくが食べるためにギンナンを洗っているのを知って驚いていた。
図2.タヌキのタメ糞の中のギンナン
丹沢でテン糞やタヌキ糞を拾っているが、タヌキ糞の中にギンナンが入っていたのは鐘ヶ嶽への浅間神社口からの階段を登って行ってから見つけた2015年12月5日の1例(図3)だけである。この時も埋まっているギンナンをを含めて8個拾ってきた。
図3.タヌキのタメ糞の中のギンナン
ギンナンを取り出すのはタヌキに食べてもらう方が洗うのは簡単だし、手もかぶれない。味も変わらなく美味しい。
カンボジアに行った時にジャコウネコ科のシベットの仲間がコーヒーの実を食べて排泄した種子(コーヒー豆)から挽いたコーヒーを買ってきたが、云われている程美味しくはなく、まだ、飲み切っていない。

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