2019年8月22日木曜日

林道歩きで見つけたフィールド・サイン  The fieldsign that was found in the Isezawa forestroad.

今朝は曇っていて涼しい。昨夜は雨も降ったようだ。

20日の伊勢沢林道では、蒸し暑くガスっている中をミンミンゼミがウルサイほどに耳に届く。そのため補聴器の音量を1~4に下げた。それでも耳元で鳴いていると思われるほど響くので左の補聴器を外し、バックにしまう。っと、ガスっている沢の方からシカの警戒音が2声し、数頭のシカたちが走り去る音がした。
図1.オオバアサガラの果穂がぶら下っている
図2.クサギの花だ!
フサザクラの倒木が道を塞いでいたが、ちょっと屈むだけで通りぬけられた。
図3.k-ta隊員から教えてもらったナガバヤブマオ(マオウではなく、マオなんだ!)
この仲間から繊維をとり、衣類や紙にもしていたようだ。どうやって、繊維を取り出すのか?綿が出回る以前は全国でこのイラクサの繊維で作った衣類を来ていたようだ。ふーん!何だか涼しそうな衣類だ!
図4.ヘクソカズラの花
ヘクソカズラの花がこんなに可愛いいとは思わなかった!
図4.コウゾの葉を丸めているハマキガの仲間の幼虫が巻いている
図5.少し明るくなったかな?
7:57 少し明るくなった。それでも凄い湿気だ!ミンミンゼミに加えてアブラゼミも鳴き始めた。もう、頭がわーんわーんする感じなので、右の補聴器も外す。うん、これで静かな林道歩きを楽しめる。
図6.アカメガシワが実をつけている
音見沢橋を過ぎ、焼小屋沢橋を過ぎる。とても尾根には入っていけない。草木の露が凄い。焼小屋沢橋を過ぎて少し勾配のある道を登って、振り返る。8:28 やはり、今日は焼山方面は見えない。
図7.焼山は見えない
8:30 ヘアピンカーブのところで休憩だ。スポーツドリンクを飲み、チョコを食べる。っと何だか腹が空いた感じ、ここで座ってお湯を沸かして持ってきたカップ蕎麦を食べたいが、止める。首にヒルがついていたのだ。湿っている林道に座りたくないので、橋の欄干の上でお湯を沸かそうっと思い、下ることにする。ん?2匹の動物が林道を走って沢の方へ隠れる。一瞬、テン!っと思ったがヤマドリだ!
焼小屋沢橋にきたが、通過だ。音見沢橋も通過。まっすぐ戻ることにする。
9:19 ん?シカの食痕だ!なんと往きに写真を撮った時には気が付かなかった。ナガバヤブマオがシカに食べられている。
図8.ナガバヤブマオのシカの食痕
帰路、土山峠の辺りでサルの群れに出逢った。車を停めて写真を撮ろうとしたが、サルたちは湖の方へ下りていったので姿が見えなくなった。久しぶりにサルを見たが、車の中からだったので、すごく残念だ!

このルートはいつもたくさんのテン糞を見つけられるのだが、今回はゼロだ!夏場に動物糞が見つかりづらいのは、糞虫たちの活動が活発なことを物語っているのだろう。

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