24日に広沢寺温泉から日向山・大釜弁財天・二の足林道と歩いて、見つけたテン糞は2個であった。
テン糞1はこれから見城山へ登る手前のなだらかな尾根道で、テン糞2は二の足林道に出てまもなくであった(図1)。
図1.歩いたルートとテン糞1①とテン糞2②の位置
7:58 テン糞1
内容物:サルナシ果皮・果肉・種子、カマドウマ肢・外皮・触覚、砂泥
サルナシ果皮・果肉が4個分あったが、種子の数は非常に少なかった。大釜弁財天付近で拾ってきたサルナシの果実を縦半分に切った(図2)。種子の大半は未熟で白色であり、黒褐色になっているものは1個もなかった。2、3個だけ茶色の状態だ。
となると、未熟の種子はテンに消化されてしまうと云うことだ!
図2. サルナシの果実を縦半分に切って種子の状態を見る
10:08 テン糞2
内容物:ケラ肢・外皮・口器、甲虫外骨格・肢、ムカデ外皮・肢
テン糞2では、全て昆虫やムカデなどの節足動物の肢や外骨格であった。
梅雨時のテンの食べ物は節足動物が主であり、まだ未熟なサルナシの実を食べはじめる時季でもあった。
0 件のコメント:
コメントを投稿