昨日は、横浜市との間を流れる境川沿いの遊水地公園まで散歩した。
遊水地には何本ものガマの穂が出ている。
遊水地を囲うようにビオトープが作られ、野球場、サッカー場、テニスコートが作られている。
若い母親が小さな網を持ち小さな男と子と二人で、何かをすくっていた。二人が持っている網は水槽の金魚やメダカをすくうような小さなものだ。あれでは、無理だ!メダカやモツゴをすくい取ることさえ難しい。
きっと、このお母さんは子どもの頃、兄弟か男友達が近所の小川などで小魚すくいをやっているのを見ていたのだろう。
ビオトープの周りは柵が張り巡らされていて、入れないようになっている。しかし、深さは3、40センチだ。
大人がついていれば子どもでも水の中に入れることを認めたら良いのにっと思ってしまう。それは左側のガマの穂が出ている遊水地もそうだ。
この遊水地が完成する前は左側の水場でモツゴをたくさん釣ったが、10匹だけ持ち帰り、我家の水槽で飼ったことがあった。
画面の左はガマの穂がある遊水地、右の池で母子が網で何かを梳くっていた。
今では、ガマの穂がある遊水地(池)は進入禁止となっている。
行政や関係各官庁は、事故などを防ぐための策として進入(立入り)禁止にしていることは理解できる。
しかし、山や川や海などは誰もが自由に入れる場にして欲しい。
そうしなければ子どもの時に身に着く筈の自然の場の危険な状況の把握が大人になっても身に着かないことになってしまう。
さらに、子どもの頃培われる自然への興味や接し方への芽が摘み採られてしまって、自然への関わり方が歪んだ形になる。
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