16号鉄塔下で休み、13:15までの30分をランチタイムとした。休むと冷えるので皆に防寒のためにレインギアの上着を着てもらった。
集合写真を撮って出発だ!
16号鉄塔から少し下って再び登り始める。カマツカの木が何本もあり赤い実をたくさんつけている。直ぐ小ピークに達し、再び少し下る。
写真2 カマツカの実
稜線の西側は崩落している。その際に尾根道がついている。
写真3 小ピークの4人、元気だ!
写真4 アカモミタケを持ち帰る
ミズヒの頭を過ぎ緩やかな尾根を下っていくと鞍部にヌタ場だ。イノシシの毛があり、カモシカの糞があり、シカの足跡があった。偶蹄類が皆ドロ浴びをして外部寄生虫を落とすのに使っている。
学生たちは、毛を一本一本泥から採取したのをチャック付きのビニールの小袋に入れる。
写真5 鞍部のヌタ場
写真6 これは、大きなシカの足跡だ!
写真7 カモシカ糞だ!
Yamoto君とChen君がシカの角を見つける。ぼくは気が付かなかった。
写真8 シカの角を持つChen君
西沢ノ頭への登りでタヌキのタメ糞跡があり、周りに無数のヤマボウシの白っぽく見える種子が散らばっている。糞虫が糞を運んだ穴も見える。
写真9 タヌキのタメ糞跡だ!
Chen君が再び先に行く。しかし、どうもおかしいので、「ホッホッーホー」と声を張り上げると、何と右手の方から「ホー」と返事がする。獣道を行ってしまったのだ。西沢ノ頭で落ち合う。
写真10 膝が痛いMikuさんをアテンドするH担任とYamamoto君
また、タヌキのタメ糞だ!しかし、しっかりした糞塊?糞粒?がないので、拾わなかった。やはり、ヤマボウシの種子が散らばっている。
写真11 タヌキのタメ糞
こんどは、サルナシの種子と果皮ばかりのような少し太めのテン糞だ!
写真12 テン糞だ!大きいのでメスのかな?
写真13 テン糞と思って拾うが、カモシカ糞を誰かが踏んづけたものかもしれない。洗ったらテン糞だった。
今日のChen君は足が軽いようだ。体重を10キロ減量したせいだろう。ぼくは、なかなか減量できない。このような山行で2キロは減るのだが、、、。
写真14 絶好調のChen君
写真15 また、トリカブトだ!
木の根元からナラタケっと思ったが、茎にツバがついていない。ナラタケモドキだ!半分を残してゲットだ!
これとアカモミタケを翌日連れ合いと二人で味噌汁にして食べようとした。味噌汁を作っている連れ合いが叫ぶので、何事かと行って、キノコを煮ている鍋を除くと汁が墨汁のように真っ黒だ!え?どうして?マイタケなら判るが、アカモミタケとナラタケモドキを一緒に煮たら汁が黒くなる?連れ合いは、気味が悪いと云って味噌や大根下ろしを入れるのを止める。
ぼくは、アカモミタケとナラタケモドキのカサ2枚を皿に取って醤油をかけて食べてみる。ん?ナラタケモドキで、ナラタケと同じだ。さらに、2枚取って食べる。連れ合いは食べないと云う。ぼくも残りはさらに黒くなったので、後ろ髪を引かれるが捨てることにする。
どうして、墨汁を流したような汁になったのだ!
写真16 ツバがないのでナラタケではなくモドキだ!
晴れていれば、富士山が見える場所に来ても富士山は灰色の雲に隠れている。リンドウがあった。
写真17 リンドウ
写真18 曇り空で富士山が見えず、残念!
写真19 最後の登りを頑張る!
写真19 脚立を乗り越える
山頂には、太った男性の登山者が一人いた。ガスストーブでお湯を沸かしていた。ぼくらは集合写真を撮って、登山者にお先に!っとロープウェー駅を目指して下る。
写真20 山頂で集合写真
何と、途中で、山頂にいた登山者に追い抜かれる。もう、ロープウェーの最終便に乗ることを諦める。Mikuさんの膝が痛そうなので、Chen君とYamamoto君が彼女の荷物を代わるがわる持って下る。
それでも、彼女の膝は大山の下り道には酷過ぎる。見かねたChen君が背負おうと申し出るが、急坂だし、大きな岩がごろごろの道なので、辞める。秦野駅からヤビツ峠までのバスでは、彼女はぼくに席を譲ってくれた。50分くらいもザックを背負って立ってバスに揺られていたのだ。
17:15に阿夫利神社下社への急な階段に辿り着く。
写真21 下社への急な階段で
参道(女坂)に沿って、要所要所に街灯の明かりがついているので、ヘッドランプの明かりは必要ない。この参道の街路灯には助かった。
夜、暗くなってからでも下社までのお宮参りをする人がいるということなのだろう。
写真22 伊勢原の街の灯りが、、、
写真23 ウマオイのメスがいた。
4日たった今日もまだ両足の腿の筋肉痛で、椅子に座るのも立ち上がるのも辛い。
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