昨朝、横浜の称名寺の近くに住んでいる大学の後輩がザックにギンナンを背負って持ってきてくれた。
全部で1000個はあるのではないかと思うほどだ。さらに彼の敷地で採れたリンゴほどもありそうな大きなプラムも持ってきてくれた。
彼からはフキノトウ、フキ、シイタケ、ビワなどを貰っている。いずれもぼくは大好きなので喜んでいる。
今回のギンナンは果実のままなので、さぞかし重かっただろう。
彼は、素手でギンナンの果実を拾うようだ。子供の頃から素手で拾っているので被れないようだ。ぼくが、初めて地面に落ちているギンナンを見つけて、拾ったのは東大構内だ。素手で拾ったので大変な目にあった。小便をしたのでペニスは腫れてかぶれて異様に痒く、手で触った首筋や目元まで被れた。
以来、地面に落ちているギンナンを見つけても物欲しそうに見るだけで拾うことはしていない。一度、上野動物園に学生たちを連れて行った時に、植え込みや周りにたくさんギンナンが落ちていて、地面に落ちているのは踏みつぶされていたのので、デジ袋を手袋代わりにして拾ったことがあった。もちろん、拾った後はすぐ手を洗った。
昨日はもらったギンナンの果実の内、ギンナンの種子が見えているものがあったので、庭用のピンセットと小さな園芸用のスコップで取り出して、水洗いした。それだけでも50個以上ある(下図)。
貰ったスモモと洗ったギンナンginkgo nuts
山歩きで、ギンナンだけでなるタヌキのタメ糞を見つけたら、それだけで嬉しくなる。ギンナンの果皮や果肉はタヌキのお腹で消化・吸収、処理されているので、綺麗な?ギンナンを拾うことができる。
山にはタヌキやハクビシンがイチョウの果実を食べた糞としてギンナンが残されているが、イチョウの木は山中には生えていない。鳥糞として排泄されて育った思われるキューイフルーツやビワの木はあるが、イチョウの木は見たことがない。
糞として排泄されても、乾いたり、霜に当たったりして死んでしまうのかもしれない。
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