昨日、横浜東口地下の崎陽軒「アリババ」で天昭山サルの会の食事会があり、ぼくを含めて7人が集まった。
奥湯河原のバス停から来た道を10分程登っていくと、広河原にでる。道をそのまま進むとパークウエー道路となる。天昭山神社に行くには、橋の手前で右に折れ曲がる。藤木川に沿った道はまもなく舗装が消え、轍がついた山道となる。左にぼくらが大堰堤と呼んでいる砂防ダムが出てくる。そこをそのままやや右にカーブする道を進んでいくと道は急に左に曲がり長さ5,6メートルの橋を渡る。ここから慎重に坂道を登り右に曲がる。まっすぐ行くと藤木川の谷底に落ち込むことになる。
平らな道を行くとすぐ車10台は停められそうな砂利が敷き詰められた駐車場となる。簡易トイレがある。
ここで、車を置いて登ってきた正面を見ると天昭山神社の鳥居がある。
鳥居をくぐって、踏み分けられた道を登る。すぐ開けた場所にでる。そこは、砂防堰堤に土砂が堆積した所であり、かって「天昭山野猿公苑餌場」があった場所だ。
さらに杉林の中の細い山道を登っていく。道は藤木川に沿ってつけられており、木漏れ日の中を歩くのでハイキング気分を味わえる。時季によってはミソサザイの甲高い声が耳にとび込んでくるだろう。
この辺りは斜面の崩壊が激しいので注意も必要だ。再び薄暗い杉林に入るとすぐ丸太の橋だ。ここで藤木川と別れ、杉林の中のつづら折りの道をフウフウ息を吐きながら10分程登ると、正面に天昭山神社が現れる。
半世紀前にこの神社の境内にサルの群れ(天昭山の群れからT群と名付けていた)が餌付けられていた。
この神社には堂守の夫婦がいて、小麦やサツマイモを餌としてサルたちに与えていた。
ぼくらは、境内にテントを張らせてもらって、サルを観察し、サルが移動するとサルを追って山を歩き回った。
「天昭山サルの会」はこの奥湯河原でサルを追ったことがある人たちの旧交を温める会である。
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