2018年6月3日日曜日

利尻島に着いたヒグマ The brown bear who arrived at Rishiri island

利尻島にヒグマが北海道から泳いで渡ってきたようだ。
島にヒグマがやってきたのは106年ぶりのようだ。
足跡のサイズから6,7歳以上のオスということだ。
性別は糞からでもDNAを採取して同定したのかな?
いずれにしても、相手がヒグマであるので、十分な注意が必要だろう。
庭で咲き始めたアジサイ
全ての動物は生まれた地から移動して離れる。分散である。
このクマ、推定年齢が6,7歳ということだから、母親の行動域から離れてから自分の行動域を形成してそこで生活していたが、新たな強い同性個体がサロベツ原野に入り込んできたために玉突きに逢い、一番劣位なこの個体が追い出されたのだろう。同じ行動域で生活していれば新たな侵入者によって攻撃を受けて殺されるよりも、さらなる新天地を求めて必死で泳いできたことになる。
でも、サロベツ原野から利尻水道を泳ぎ渡ってきたと考えるよりも、足跡があったところが利尻島の南の海岸であることを考えれば、あの有名なクマ事件があった三毛別がある天塩山地から、追い出されて海を泳いでいたら、偶然、潮の流れに乗って利尻島に着いたと考える方が妥当かもしれない。どうだろう?
 
連れ合いが植えた、庭で咲いているアジサイ

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