18日のルートで拾ったタヌキ糞とテン糞は全てピーク721から焼山への登山道までの、急峻な細尾根であった。ここでイノシシ糞も拾っている。
しかし、タヌキ糞(タメ糞)があった所は、鞍部とは云わないまでも少し広く緩やかな尾根の部分であった。
9:58 タヌキ糞①
キブシ種子、ケンポナシ種子果柄、腐葉砕片、昆虫脚外皮翅、砂泥流れ出る
10:31 タヌキ糞②
キブシ種子、腐葉砕片、昆虫足外骨格翅、土砂、泥多数が出る
10:35 テン糞
サルナシ種子果皮、キブシ種子、直翅目産卵管、小哺乳類(ヒミズ)毛多数
表:タヌキ糞①、②とテン糞の内容物
タヌキ糞①、②にも砂粒が茶漉しに残ったが、洗うと半分以上は泥状のものがメッシュから流れ出た。しかし、テン糞ではそのような事がなかった。つまり、タヌキはキブシなどの果実が落下し枯れ葉が溜まっている腐葉土を食べ物を探し回って腐葉と一緒に食べていることがわかる。しかし、テンは腐葉層を漁るものの果実や昆虫そのものだけを選び取っていると言える。今回はヒミズと思われる小哺乳類の毛がたくさん固まって出てきた。
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