2018年1月7日日曜日

カメムシの思い出!  The memories of the stink bug!

一昨日仏果山で見つけたテン糞は21個あった。その中の一つに、糞の目印として糞の近くに転がっていた緑色のカメムシを置いた。写真を撮った後、糞とカメムシを100均で買ったチャック付きのビニールの小袋に入れて持ち帰って水に浸けていた。
テン糞⑫
拾った時もビニール袋に入れた時も、カメムシは寒さですでに死んでいると思っていた。
昨日、お昼を食べてから、糞洗いをしようとテン糞⑫の袋を取ったら、中のカメムシが動いている。テン糞⑫を洗って、目印のカメムシと一緒にぼくの部屋に持ち込んだ、カメムシは俄然活発に動きだした。
カメムシの名前を調べるために、写真を撮り、庭に放したら、何と元気よく隣の家の庭に飛んで行った。昼間だから空気が温かいので飛ぶことができたのだ。

この全身緑色のカメムシはアオクサカメムシNezara antennataと云うことが解かった。
カメムシに関しては幾つか思い出がある。
1)箱根・湯河原のサルを追っていた時の厳冬期、サルたちが朽ち木の皮を剥がして何かを食べている。周りは山椒の実を潰したようなカメムシの臭気が立ち込めていた。サルたちは越冬しているカメムシを漁っていたのだった。
2)木曽山塊のサル調査をしていて檜尾避難小屋に泊まった時、ストーブに火を入れて部屋が温まったら、天井から無数のカメムシやテントウムシが落ちてきたことがあった。小屋の中で越冬していたカメムシたちが小屋が温まったので、動き出したのだ。もう、40年以上前の事だ!
同じような事が、2005年12月に神奈川県札掛森の家に泊まった時にもあった。

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