11月23日・24日の丹沢実習、移動ルート(三叉路・唐沢キャンプ場・No.27鉄塔・青宇治橋・唐沢キャンプ場・黒岩・唐沢林道・物見隧道・上煤ケ谷)で、見つけ拾ってきた糞を水洗いした。
8:58 ハクビシン糞
カキ果皮・種皮、不明植物質、カマドウマ、バッタ脚・翅、
9:58 テン糞①
サルナシ果皮・種子、バッタ脚
15:04 テン糞②
サルナシ果皮・種子
15:08 テン糞 ③
サルナシ果皮・種子
8:33 タヌキ糞
サルナシ果皮・種子、バッタ脚
13:48 テン糞④
ケンポナシ果皮・果柄、カマドウマ脚
13:52 テン糞⑤
ケンポナシ種子・果皮・果柄、マメガキ種子、昆虫脚
14:15 テン糞⑥
0.5ミリメッシュの茶漉しで水洗いすると糞が溶けて黄土色の水になった。しかし、茶漉しに残った物はテン糞⑥と⑦もなかった。
14:22 テン糞⑦
14:26 テン糞⑧
マメガキ種子・果肉・果皮
14:31 テン糞⑨
サルナシ種子・果皮・果肉
表 糞内容物 テン糞⑥、⑦の内容物を不明植物とした。
下の地図に歩いたGPS上のルートであり、それぞれの糞を見つけた位置をしめしている。
糞を見つけた位置、テン糞②~⑨、タヌキ糞〇、ハクビシン糞は吹風トンネル内、テン糞①は長者屋敷キャンプ場付近
今回の宿泊実習では、三叉路から唐沢キャンプ場、さらにキャンプ場から高畑山まで行ったり、帰路は黒岩経由で上煤ケ谷までのルートは総計30キロ近くになった。
糞の内容物から判断すると青宇治橋付近ではマメガキよりサルナシがあるが、物見峠を過ぎた唐沢林道ではサルナシよりもマメガキが多くあるということが分かる。これらは、その辺りに生息するテンの食物の好みというよりも、青宇治橋付近ではサルナシの蔓はあるが、マメガキの木はほとんどないが、唐沢林道沿いではマメガキの木が多いことを表しているのでしょう。
0 件のコメント:
コメントを投稿