2017年10月21日土曜日

腿が攣って痛くて歩けない! I couldn't walk because of the cramp of thigh!

宮ケ瀬方面に下る登山道から東南に走る尾根を下るところで、10分くらいうろうろしていて、左足の腿に激痛だ。攣って痛くてただ我慢してスポーツ飲料を飲むだけだ。脚が攣らないように、朝出がけにエベリゾン塩酸塩50mgを一錠飲み、昼食時にも飲んだ筈なのに、、、。左右のストックに体重をかけて左足の腿の痛みに耐える。Mさんが腿を揉もうとしてくれるが断る。ともかく水を飲む。水分不足なのだ。
14:05 登山道から塩水橋まで下る東南に走る尾根の入り口がわかり、痛みが薄らいできたのでゆっくり下る。
14:26 コガネホウキタケだ!すでに誰かによって折られている。
このコガネホウキタケの辺りで、今度は右の腿が攣る。Mさんは休みましょう!っと言ってくれるが、暗くなると知っている尾根でも下れなくなるからっと言って痛いのを我慢しながら丸太のように動かすことができなくなった脚を引きずるようにして下る。幸い、尾根は幅広くなだらかなので助かる。気持ちだけは前へ前へだ。右の攣りが治まったと思ったら、左足が再び攣る。再び水を飲む。スポーツ飲料は甘いので続けて飲めない。
夏は、下草で被われてしまう県の緑の看板のところにくる。この辺りはヤマシャクヤクの群落があるところだ。
14:43 緑の看板
Mさんは休みましょうと言うが、暗くなるとヘッドランプの灯りではとても歩けなくなるので、シカ柵があるところまできたらそこから右に折れるように下るところなので、そこで少し休むことにしようと思い、とにかく下る。ドイツのマラソン選手が攣った腿や脹脛にゼッケンを止めていたピンを外して脚に刺して走っているのを見たことがあった。そんな話しをしながら下る。
15:05 ようやくシカ柵があり、大きな木が倒れている場所にくる。ザックを下ろし、休み、水を飲み、二人で別々の方向を見て立ちションだ!何だか、立ちションとともに両足が軽くなった感じで、痛みも消える。
15:05 ここで4,5分休み、小便をする。
倒木を回り込み、急な下りの尾根になる。ぼくは立ち木につかまりながら下る。ストックが邪魔な感じだ。もう、右の腿も左の腿も攣らない。でも、腿の筋肉を使わないような下り歩きに徹する。鞍部に出た、もうここまでくれば暗くなってもヘッドランプがあれば大丈夫と思うが、兎に角、明るい内に塩水橋に着かなければ、、、。
15:36 一度鞍部になって再び登る処にカモシカの角砥ぎの痕
下って下って、再び鞍部に出て、ちょっと登るとピークにでる。このピークは東方と南方の二股に尾根が分かれる。一度、東方の尾根を下り金山沢に出てしまったことがあった。それを思い出し南方へ下る。杉林の中を経路がジグザクに下っている。それを利用して下りていくとシカ柵を超える朽ちた丸木橋を渡らなけれならない。
ぼくは下まで降りてゲートを確かめるが鎖と南京錠で開けることができない。Mさんが丸太橋を越える。ザックをMさんに渡し、ぼくも超える。どうにか持ちこたえてくれる。
16:22 シカ柵越えの朽ちた橋
シカ柵を越えてからは5分で塩水川の堰堤のところまで降り。そこで、お湯を沸かし甘いコーヒーとグレープフルーツを食べる。生き返る。
ここで、15分は休んだだろうか?熱いコーヒーを飲むのに時間がかかる。立ちションをしてこの場を後にして塩水橋にでる。
車が2台残っている。まだ、山から下りてきてない人がいるのだ。が、奥の車のライトが点き走り出す。ぼくらも車に乗って宮ケ瀬を目指す。長者屋敷キャンプ場の前を過ぎて間もなく御殿森ノ頭方面からきたサルの群れが中津川に掛かる橋を渡っていくのに遭遇する。暗いせいかシャッターが下りない。何度か押していてようやくサルが写っているのが撮れた。
17:09 サルの群れに遭遇する。オスザルが一頭いるが判るかな?
今回は、午前中は陽が差していたので気持ち良く登り、下りでは腿が攣って歩けなくなり、暗くなる時間を気にしながらの山歩きであったが、シカとサルにも出逢ったんだから良しとしよう。

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