今年はこのトノサマバッタを良く見る。ようやく、5メートルほど目の前に降りたので、静かに3メートルほど前まで近寄り撮る、さらに、2メートルほど前まで近づいたら、飛び去られた。イナゴは佃煮にして売られているが、トノサマバッタももちろん食べられるのだろう。ただ、イナゴなら田圃沿いの畔で1時間も費やせば1リットルのペットボトルに満杯に獲ることができるが、トノサマバッタは飛び回っていても非常に警戒心が強いので、捕まえるのは一苦労する。
トノサマバッタは道東地方にもいた。子供の頃は網を持って追いかけたものだ。トノサマバッタを見るとその飛び方や大きな身体とその硬さから恐ろしい戦闘機のようだと思ったものだ。子供の頃、外遊びをしていて耳を済ますと秋の高い爽やかな青空の中をゴーーと響く音だけが聴こえる真っ白く米粒のように見える飛行機が怖かったものだ。
昨日は、学校がなかったので知人が作業している下飯田の畑まで散歩した。知人はまるで小さくなってしまった農夫のようにしゃがんで土と一体化していた。こんにちは!っと声をかけると、やはりそうか!似たような咳をする人がいるんだな!っと帽子を取って笑みを浮かべて立ち上がった。立ち話しを少しして彼を畑に残した。境川沿いにコスモスが咲いていた。秋だ!
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