2017年7月6日木曜日

雷滝へ To the Kaminari cascade!

今朝起きたのは4時半だ。起きた時は、塩水橋から本間ノ頭へ行こうと思っていた。何やかにやとあって直ぐには出発できず。久しぶりに一人で山歩きとなると、持ち物が総点検となったのだ。一旦、車に乗ってエンジンを掛けたが、忘れ物に気が付き、登山靴を履いたまま自分の部屋に戻り、補聴器を両耳につける。
家を出たのが6時になっていた。こんなに遅れるとは!もう、本間ノ頭は諦めだ。早戸川沿いの道は魚止め橋まで車で行けるかどうか行ってみよう!途中で、林道を歩いているアナグマに遭遇し、写真を撮ろうと思ったが、運転しながら危険極まりない。車から降りるとアナグマ君スタスタと沢側に下りて行ってしまった。残念だが、幸先良い!
ゲートは開いているので、そのまま素通りだ。土砂崩れの場所も綺麗に元通りになっており、丹沢観光センター跡の空き地に車を置き、GPSをセットして出発だ。

魚止め橋から見る堰堤から落ちる水量がそんなに多くはない。橋を渡った所からショートカットで上の林道にでる。
8:12 伝導に着いた。ゆっくりゆっくり歩く。
8:30 造林小屋に着く。ここに着く前にカメラをオンにして足音を忍ばせて歩く。以前、小屋の前でアナグマ親子が遊んでいたからだ。が、今回はそんな気配は全く無かった。
榛の木丸への道がある。ここでちょっと迷う。イヤ、今日は雷平だ!
8:35 トリアシショウマだ!涼しそう。ぼくは、早くも汗が額から噴き出て鼻先から落ちる。
3、4ヶ所あるもう朽ちて崩れ落ちそうな木の橋がまだある。工事用のトラロープが付けられているが、フラフラしてかえって危険な感じだ。ゆっくりゆっくり登山靴の底を二本の丸太に同時に架かるように歩く。
8:49 最初の丸木橋が見える場所にきた。なんと、橋がちゃんとある。あるが位置が少し下流だ。
8:54 3本のスギの丸太で作られた橋の横に、8月8日まで森林整備の作業中との案内板だ。そのため、丸太の橋が作られているのだ。
もう一ヵ所の橋も森林整備作業の人たちが掛けてくれたのだろう。少し、位置は異なるが裸足になって渡渉せずに済んだ。
雷平を過ぎて、雷滝への道を取る。伝導から道標として赤ペンキが岩に着けられている。雷滝の方にも赤ペンキがある。
9:34 何と、驚いた! 2メートルもない前の岩陰に痩せこけたバンビが蹲っている。バックからカメラを出そうとストックを置いたのが良くなかった。ストックが石に当たって金属音が上がる。痩せて汚く濡れてバンビは立ち上がり、ぼくと目が合う。が、まるでゴム仕掛けの動物のようにピョンと飛び跳ねる。カメラのキャップを取り、逃げて行く方を写す。下の写真に岩の上に首から上が出ている。
今回は往路だけで、アナグマに小鹿に会えたので、帰路も期待したが、、、。

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