2017年7月4日火曜日

イノシシの足の骨  The foot bones of wild boar.

5年前の夏の高后山実習の時に、富津市の養豚農家のIさんから「捕獲されたイノシシを殺し解体するので見に来ないか」と誘われた。学生たちを連れてその一部始終を見させてもらった。捕獲檻に入ったイノシシをヤリで突き刺すのだ。喉を刺し、血が噴き出すがなかなか倒れない。皆、歯を食いしばりイノシシの方に応援しているようだ!
2011年7月16日高后山実習で
学生たちは吊るされて内臓を取りだされるところを固唾を飲んで静かに見入っていた。
最後に、足首や手首、頭が切り離された。ぼくはこの前足と後ろ足をもらった。もちろん、解体された肉も頂き、焼肉でその夜の晩餐に供された。美味しかった!
もらった足首は乾かしていたが、指骨の状態が知りたくて皮を剥いて、春から水に浸けて腐らせておいた。その骨を洗って干していたのを組み立ててみた。手根骨や足根骨(ta)部分の骨がたくさんあって、まだ、組み立てられないが、A:中手(足)骨やB:基節骨(第一指骨)、C:中節骨(第二指骨)、D:末節骨(第三指骨)をどうにか組み立てた。
イノシシの前後足の骨
Ⅱ:第二指、Ⅲ:第三指、Ⅳ:第四指、Ⅴ:第五指
骨にしてみると、前足より後ろ足の方の中足骨の方が長いし、また、第二指と第四指の副帝が後足の方が開いているようなのはぼくの組み立て方の問題なのかな?骨にする前にしっかり見ておくべきだった。
此の頃、自宅に居る時はほとんど骨と遊んでいる。

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