天昭山神社野猿公園跡付近にはサワガニGeothelpusa dehaani が多い。山菜天婦羅用の山菜となる植物を探して歩いていたら、サワガニに出会った。逃げたので、ゆっくり追いかけて停まったところを写真に撮った。
ここは梅雨の季節には辺り一面がサワガニだらけになったことがあり、半世紀前には、飯盒に何杯も取れたものだ。取ったカニを沢の水で洗って、そのまま鍋に水を加えて、焚火にかけて、煮て味噌汁にしたり、ザルに移して水気を取り、フライパンで炒め、味噌と砂糖に絡めてご飯のオカズや酒の肴にしたことを思い出した。味噌汁は良い味が出た。フライパンで炒めたのは殻を煎餅のようにバリバリ噛み砕いて食べた。しかし、これは20歳前後で山の料理だから食べられたのだ。
でも、当時はお総菜として揚げたサワガニが売られていたりもした。売られているしっかり揚げたサワガニは殻がパリパリと噛み砕けた。でも、殻が気になった。
やはり、この藤木川沿いはサワガニが多い。白雲の滝までの往復でも何匹か見つけた。
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