2016年7月30日土曜日

野遊びの場が無い。 No place where children can play in the field and the pond or swamp.  

お昼前に横浜市との境を流れる境川まで散歩した。
ザックの中にはカメラと水の入ったペットボトル。
昨日梅雨明けをしたので、青い空には白い雲が浮かび、真夏本番の暑さ!

ここは境川の水を溜めておく遊水池。
こんなに暑くても遊水池の中には入れない。
このすぐ側には野球やサッカー、テニスができるグランドが広々と作られており、
それぞれのユニホームを着た子供たちが歓声を上げて楽しんでいる。
周りにはその両親がカメラをもって子供たちの姿を狙っている。

野球やサッカーをやろうとする子供たちにとっては今は良い時代なのだ。
しかし、子供の外遊びは、野遊びが基本だろう!

池や沼、川のようなところで小魚を釣ったり、エビを掬ったり、ヤゴを捕ったりしたい、
さらには草叢を掻き分けて、昆虫を探したり、草花を愛でたり、
あるいは、水の中や草叢で遊びまわりたい子供の芽を摘んでしまっている。

「遊水池に入るな危険」という看板が目につく。それどころか遊水池の外堀のように立派な柵が張り巡らされている。事故が遭った場合に備えての行政の対策だ!
野球やサッカーよりも、野遊びが子供の健やかな身体と精神をつくりあげるだろう。
野遊びは、場や状況によってさまざまな工夫が必要になってくる。
その工夫は野球やサッカーの比ではないだろう。

「入るな危険」ということで、子供たちの芽を摘み取っている。
いつになったら、親たちの方からこのような看板を取り外して欲しいという要望が出るかな?

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