2016年1月5日火曜日

不思議なミヤマシキミ  Mysterious Skimmia sp.

昨日、梅ノ木尾根を登っている途中で、ミヤマシキミの群落があった。
これは、赤い実がついている。
 しかし、これはもうほとlんど咲きそうな蕾だ。
ミヤマシキミでは1本の木に果実が付き、花が咲いていることもある。
上の赤い果実の木にも小さな蕾が付いていた。
ミヤマシキミはオス株とメス株があるようだ。
この群落のミヤマシキミを見る限りでは、メス株の開花は遅く、オス株の開花は早いようだ。
でもどうして?

ここのミヤマシキミはシカにもカモシカにも全く食べられた痕が無い。
しかし、辺室山山頂付近のミヤマシキミはひどく食べられている。
このような細い枝ごと齧り取られた場合は、シカなのかカモシカなのか全く同定できない。
シカは草食Herbivoraでカモシカは葉食Folivoraだと言われているが、シカも、樹皮食いをするので、
明確な切歯の歯型が残らない場合は同定できない。
上は2011年9月の辺室山山頂付近のミヤマシキミ、枝先の葉もろとも食べられている。

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