「丹沢サル観察し隊」で、今日、辺室山の雪上の足跡観察会を行った。
日程を決めたのは昨年であったので、今日参加予定がぼくを含めて8名だったが、
昨日になって5名取り止めとなった。
不参加になったのも当然だ。
都心は大雪予報で、清川村の天気予報も雨か雪か曇りかはっきりしなかった。
しかし、夕方の予報では明け方まで雨か雪だが、その後は曇りの予報だった。
ぼくが決行を決めてメールで流したが、5名の人たちは全国の予報をテレビで見て取り止めたのだ。
本厚木発宮ケ瀬行きのバスはぼくら3人だけ。
バスが出るまでは冷たい雨が降っていたが、ぼくは「土山峠に着く頃には雨は上がる」とTとHに言い放つ。
雨の上がった土山峠に下りたTとHの二人。既に、スパッツは付けているので、ストックを持って出発だ。
辺室山までは登りの連続で汗だくになる筈だが、寒いくらで着込むくらいだ。
前夜からの雨まじりの雪が氷となって木の枝についている。樹氷となっているのだ。
寒さがゆるんで枝の氷が落ちるかと思ったが、美しく凍った木々が綺麗で、何度も立ち止まって写真を撮る。3人で「来て良かった、良かった」と言い合いながら自然と笑顔になる。
丹沢の氷の女王が 出てくるような感じだ。
登りは登山靴で雪を蹴ってステップを作り、一歩一歩登る。
辺室山山頂でアイゼンを装着する。
アイゼンが気持よくザック、ザックと氷雪に突き刺さる。
物見峠でお昼にしたが、13時を回っていた。
ぼくはもうすぐ煤ケ谷の集落に着くというところで、滑りそうになりそれを堪えたために左の太腿が攣り
ほとんど歩けなくなる。先に行った二人を水を飲みながら一歩一歩追う。
16時4分の煤ケ谷発のバスに運良く間に合う。
今日は素晴らしい日だと、本厚木駅前で3人だけの懇親会をやる。
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