2015年7月13日月曜日

ヒキガエルとモリアオガエル Japanese toad and forest green tree frog.

10日の丹沢実習で、

6月11日に水溜りにモリアオガエルがいて、水辺の上のコアカソの枝にはモリアオガエルの卵塊があったことを6月13日にアップした。
6月11日以来、7月10日まで、ほぼ途切れなく雨が降っていた。
それでもこの水溜りのイモリとモリアオガエルの事が気になっていた。
7月10日に、水溜りを見ると、大きなオタマジャクシが元気良く泳ぎ回っていた。
しかし、随分大きなオタマジャクシだ。これがモリアオガエルのオタマなのだろうか?
ヒキガエルのオタマは手足が出て、尾が無くなっても1センチにも満たない大きさである。
パークレインジャーの松島君に問いかけると、モリアオガエルのオタマはヒキガエルのオタマとは比べものにならないほど大きくなるようですと云う。
食用ガエルのオタマほどではないが、モリアオガエルの身体からは想像もできないくらいの大きなオタマだ。

気になる。コヤツがモリアオガエルのオタマジャクシとは思えない。
しかし、6月10日、この水溜りの上にはモリアオガエルの卵塊がぶら下っていて、モリアオガエルがいて、水に中にはイモリしかいなかったのだ。
ヒキガエルの卵塊を5月21日に蛭ヶ岳山頂で見つけて、5センチくらいを持ち帰った。
卵が孵化してオタマになり、6月18日には手足が生えて尾が無くなったので、庭の睡蓮鉢にいれた。
ヒキガエルは、30日かからないで卵からオタマになり手足が出て尾が無くなった。
モリアオガエルは、1ヵ月過ぎてもオタマの身体が大きくなり、まだ手足が出てこない。
動物は①小さい子供をたくさん産むのと、②大きな子供を少数産む、2つのやり方を持つが、これはそういう範疇に分けられない。
同じような大きさの卵を産んでも子供のオタマジャクシ時代は時間をかけて大きくなってから大人になるモリアオガエルタイプとオタマ時代は時間をかけずに小さいまま大人になるヒキガエルタイプがあるんだ。
これは、昆虫なら、モリアオガエルタイプがセミになるのかな?では、ヒキガエルタイプはスズムシがそうなるのかな? 
じゃー、哺乳類ではどうかなって思いめぐらすのも面白い。

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