2015年6月23日火曜日

ようやく見つけたテン糞 The scats of marten that I found out at last.

―20日(土)伊勢沢林道の続き―

伊勢沢林道沿いには数か所にヤマグワの実がたくさんついていた。
まだ、黒紫色になっているのはすくなかったが、動物たちは喜んでいると思える。
音見沢橋にところのクワの実も赤いのも黒いのもあった。
ぼくは橋の欄干の上を見た。
テンが欄干の上にクワの実を食べた糞が当然あるだろうと思ったからだ。
しかし、雨で流されたのか糞らしきものがない。
林道から山道を入って、ヒルの攻撃にあって撤退したことはお伝えした。
帰路は「糞目」になって歩いた。
しかし、谷底のヤマボウシの白い花、フジキの花が目にはいる。
もう、オニグルミも大きい実になっている。
オニグルミの果実を見ていつも思う。この果肉がガリガリ食べられたナァー。
岡山県臥牛山のサルは食べていた。
しかし、ゴウジャスなシャンデリアのオオバアサガラの花はみすぼらしい果実になっている。
水場があり、人工的に細工がされた場所がある。そこに大きくなったカラタチの木がある。
その小さな果実を一個もらった。っと下をみたら、テン糞だ。
少し古いようだ。摘まんだらゴムのように堅い。
テン糞①
花食いの花粉、小哺乳類毛骨片2個、植物繊維
上の糞の場所から5メートルも離れていない沢側の路肩に、これは生々しいテン糞だ。
 テン糞②
花食いの花粉、ヤマザクラ種子2個、膜翅目脚

この日は雨上がりのせいか僅か2個の糞しか見つけられなかった。
雨で流されたのでなく、雨の時は動物たちも隠れ家で雨を避けてじっとしているのだろう。
っと考えた。が、これは糞を見つけられなかった言い訳だろうか?

お昼を食べながらこのブログを見ている方もいらしゃるようなので、糞の写真は小さくしました。
もちろん、クリックすると画像が拡大します。

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